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いわゆる「脂肪」の大部分は「中性脂肪」です。中性脂肪とは、「グリセリン(グリセロール)」と3個の「脂肪酸」が結合した化合物です。

中性脂肪の重要な成分である脂肪酸は、炭素原子が1本の鎖状に連結された化学構造(炭化水素鎖)を分子の骨格とし、その末端には「メチル基(CH3-)」と「カルボキシル基(-COOH)」があります。

飽和脂肪酸の構造350x180

脂肪酸」は、分子内の「二重結合」の有無により、二重結合のない「飽和脂肪酸」と、二重結合がある「不飽和脂肪酸」の2つに大別されています。さらに不飽和脂肪酸は、二重結合を1個だけ持つ「一価不飽和脂肪酸」と、2個以上持った「多価不飽和脂肪酸」に分類されます。

一価不飽和脂肪酸は「オメガ9系(n-9系)脂肪酸」、多価不飽和脂肪酸は二重結合の位置によって「オメガ3系(n-3系)脂肪酸」と「オメガ6系(n-6系)脂肪酸」に分けられています。

脂肪酸の分類500x125

飽和脂肪酸と、一価不飽和脂肪酸の「オメガ9系脂肪酸」は体内で合成できます。多価不飽和脂肪酸の「オメガ3系脂肪酸」と「オメガ6系脂肪酸」は、体内では合成できずに摂取する必要のある「必須脂肪酸」です。


オメガ9系(n-9系)脂肪酸


一価不飽和脂肪酸である「オメガ9系脂肪酸」は、体内で合成することができる脂肪酸です。オメガ9系脂肪酸には「オレイン酸・エイコセン酸・ミード酸・エルカ酸・ネルボン酸」の5種類の脂肪酸があり、特に注目されているのがオレイン酸である。オレイン酸は血液中の悪玉コレステロールを減らす働きを持ち、動脈硬化のリスクを低下させている。また、オレイン酸は酸化されにくく、ガンの原因となり得る過酸化脂質を作りにくくする。オリーブオイルのほか、キャノーラ油やナッツ系の油に多く含まれる。

一価不飽和脂肪酸である「オメガ9系脂肪酸」の代表例はオレイン酸であり、他にもオレイン酸・エイコセン酸・ミード酸・エルカ酸・ネルボン酸の5種類の脂肪酸を含


オメガ9系脂肪酸は、代表的な脂肪酸としてはオレイン酸があり、オレイン酸は、油から取り入れるほか、体内でも合成されます。血中の善玉コレステロールはそのままで、悪玉コレステロール濃度を下げると言われています。代表的な油にオリーブオイルがあります。(オリーブオイルは低温で固化する場合もあります。)近年はオレイン酸が多く含まれるよう原料が品種改良されたべに花油や、なたね油が流通しています。



オメガ9系脂肪酸の働き












オメガ9系脂肪酸の多い食品


● オリーブオイル
● べに花油(ハイオレックタイプ)
● 菜種油(ハイオレックタイプ)
● 落花生油


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二重結合を1個しか持たない一価不飽和脂肪酸は、飽和脂肪酸と同様に体内で合成可能なので、食事から多く摂取する必要はありません。

一価不飽和脂肪酸の代表例は「オレイン酸」です。オレイン酸は、動植物を問わず様々な生物に存在しています。血液中の悪玉コレステロールを低下させたり、循環器疾患のリスクを減少させる可能性があります。

加熱調理に使う油には、酸化に強いオメガ9系(n-9系)脂肪酸の油が良いでしょう。オメガ9系は、オメガ6系と違い、ホルモンなどに変換されません。

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