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従来、体脂肪といえば「皮下脂肪」と「内臓脂肪」に大きく分けられていましたが、現在は「第三の脂肪」とも呼ばれる「異所性脂肪」の存在が注目されています。異所性脂肪とは、「脂肪組織以外の様々な臓器に蓄積した脂肪」のことです。

肥満人口の多い欧米人に比べると、日本人は「皮下脂肪」がたまりにくい人種だと言われています。つまり、日本人は皮下脂肪に脂肪を蓄積させる能力が欧米人よりも低いのです。これは、日本人は皮下脂肪があまり増えずに欧米人よりも外見的には太りにくいものの、「内臓脂肪」や「異所性脂肪」が蓄積しやすい「隠れメタボ」が多いことを意味しています。

日本人は、「肥満ではないのに生活習慣病になる人」が多いという傾向がありますが、その大きな要因の1つとして考えられているのが「異所性脂肪」です。

生活習慣病との関連性について、従来は内臓脂肪が問題視されていました。しかし現在、内臓脂肪以上に異所性脂肪が危険視されている理由は、臓器やその周囲に異所性脂肪が蓄積すると、臓器本来の機能が阻害されるためです。

異所性脂肪の増加は、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの作用を低下させ、インスリンの効きが悪くなる「インスリン抵抗性」と呼ばれる状態に陥ってメタボや糖尿病を引き起こすのです。

脂肪が日常的に蓄積される内臓脂肪だけでなく、本来脂肪がつかない部位に蓄積される異所性脂肪の臓器機能への影響は、予想以上に大きいのでしょうね。

このように、日本人は一見するとそれほど肥満そうに見えない人でも、生活習慣病になるリスクは決してあなどれません。ですから、食生活や生活スタイルを日頃から気にかける必要があるでしょう。


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